鬼むぅブログ

女性向けゲーム(乙女ゲーム)業界でクリエイターとしてどうあるべきか、成長戦略を練るひつじぐもCEOのブログ。

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経理を完全に任せられるようになりました

取引先のKさんから「新しい人が入ったんですね」と言われました。2ヶ月前から経理をお願いしているSさんのことなのですが、

「業務委託でお願いしているんですよ」

というと驚かれました。確かによくGoogle AdWordsで出るような「仕訳100で◯◯円」みたいな業務をお願いしているわけではないですね。

最近もっとも達成感を感じたのは経理を完全に人に任せられるようになったことかもしれません。

経理といえば、社長によっては「社長がやらなきゃダメだよ」と言うことがありますが、私はそうは思いません。「社長が望む組織のあり方」によりますが。

今のオフィスには今年まではいるつもりです。

仕事も人も増えようとしている中で、ハコに収容できる人数には限りがある。何よりプロフェッショナルでクリエイティブな人間に囲まれていたい。

そうなるといかに社内におけるバックオフィス職の稼働を減らせるかが鍵になってきます。

それで自分の仕事の棚卸をして、いくつかの業務を外注することにしました。

外注する業務は、ルーチン的であること、私である必要性が薄いことを優先的にリストにしました。

そのひとつが経理なのですが、ファイル管理、書類管理、そして税理士や部門間の連携が発生し、最終的には小冊子が出来上がりそうなくらいのマニュアルになりました。

今は自分のフローの検証と作業の確認で済むようになってます。

流しに水切りカゴを置くか、からの会社の価値観

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Photo by Naomi Hébert

いかに自分が設立した会社でも自分の思うようになっているかっていうと別の話でもあるかもしれない。

こないだ、流しに水切りカゴを置こうと話をしていた。ハンドペーパーを下に敷いて食器を乾かしているのを見て、しなしなになったハンドペーパーがあまりにみすぼらしいので、

「これはひつじぐもっぽくないよね!」

これはもう皆納得だろう……と思ったら

いや、ひつじぐもっぽい!

となぜか反論されたって話。

なんで流しで食器乾かしておくのがひつじぐもっぽいんだよ! と憤慨したものの、あとでよくよく考えていたら

(確かに福岡にいた時(※2年前)はハンドペーパーを使っていた……)

その時は恐ろしさを感じたよね。こんなところでいらん企業文化が育っているとは……って大した痛手だったよ……。

明文化されずに育っていく企業文化や価値観を意図せず目の当たりにしたって意味で痛手だったんだけれど、ここのところ世間的に経営理念とか、バリュー(社是)といわれているものをずっと考えていたからこそ目の前で手を叩かれたみたいな驚きだったのかもしれない。

なんでこんなことを考えるようになったかというと、私がそろそろ新しいことに挑戦したいと思ったからだった。

いくつかやってみたいことがある。そのうちのひとつに、もう一度、起業したいというものがあった。サービスのイメージはある。

それらをやるために、どんどん自分の業務の切り離しを進めてきた。ある程度自分がやらなければならないものでも最小限の時間ですむように調整し、9月には会社まで徒歩5分だった自宅を引き払った。

ただ、当初、「新しく始めたいこと」がひつじぐもと事業ドメインが被っていない、と言い切れなかった。競合を立ち上げても意味がないしそれは会社への背信行為だ。

ではひつじぐもとは何なんだろうか?

それが始まりだった。

登記簿謄本には会社の事業が書いてある。しかし、時代は変わる。今後やっていくことを広げた(あるいは縮小する)場合に、何をやるか。そして何をやらないか。その見極めをどこですればいいんだろう。

他にも解決すべきことがある。

直前に、少しひやりとすることがあった。

考えれば起こるべくして起こることだった。

数値目標に対して努力をしようとすればするほど、極端に言えば、利益が0でも仕事を取ればいいのか、それとも値引き交渉には徹底してNOなのか。その線引きは難しくなっていく。

私自身にも、判断のツールが必要なくらいなんだから、これから組織が大きくなればすぐに混沌と化していく。

それらを解決するのが、経営理念とか社是とかいうものなのだという。

しかし、書籍を読んでも、さらにこれこれの書籍の事前知識が必要という具合で、時間がかかっている。

それまでいろいろな会社の経営理念とか社是とか見たけれども、どうも嘘くさかった。しかしいざ自分がつくるとなると、嘘くさくない、皆がなるほどと思う会社の価値や会社の道筋を言葉にするというのは難しいですね。

まとめ

水切りカゴだからこそ透ける会社のカルチャー

何かを考えたときは、小さなことでもブログにしたほうがいいかも

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ものをよく忘れる。あまり自覚はない。「この前社長、言ってましたよね?」と言われることは多くなった。全てを忘れているわけではないが、自分の発言や見聞をどこかに落としたような体感。

自分にとって重要な仕事の事は覚えているのだが、人に聞かれた事(つまり決裁をあおがれ、決断したその決断なんだけど)は、忘れやすい。

何かを話し合った時は、最近、必ず決まったことを箇条書きでチャットワークかメールに記録して私に送ってもらうように習慣づけている最中だ。自分で議事録をつくることもある。

今日困ったのはNASだ。

もう3年くらい使っているが、外部からはアクセスできないようになっていた。

次に買い換える時は、

  • 外部からアクセスできる(セキュリティを考慮した上で)
  • クラウドに重要なファイルはバックアップできる

機能は必要だと感じていた。

移転したら買い換えようと思っていたのだけれど、いざ移転し落ち着いてNASのことを考えようとすると、思いついた時の要件が細かくは出て来ない。もしかするとそもそも細かくは考えていなかったかもしれない。買う時に細かく考えればいいや、と。

それならそれでいいんだけど、じゃあ数ヶ月前の私からどこを引き継ぐんだ? と思った時に、イチから考え直すというのは、ストレスがかかる。

こういった思いつきや思いついた経路、どうしようか考えたことを何かに書いておくことは重要なのかもしれない。

書く事で一気に自分ごとになる気もする。

仕事の段取りめいたあれやこれは、グーグルドキュメントやメールの下書きで保存してURLをリマインダー設定する、くらいはやっている。

将来のぼんやりしたことやその時感じたことや思った事を何らかの形で残し、定期的に見直し、実行に移すというところまで仕組み化する必要があるのかも。 どういうふうにそれをやっていこうかな。

その一歩として今日はブログを久しぶりに書きました。

ブックカフェNABOで本に出会ってきた

最近フツフツと自分の中で盛り上がっている長野。

これはもう一度行ってみるしかない、と北陸新幹線に乗り1時間半。上田を旅してきました。収録のために帰ってきました(笑)

上田はどんなところだと思いますか?

今朝、駅前のTULLY’S COFFEEのテラス席でまっぷる信州を読んでいたら、隣の席のおじさまがこのように上田を表現していました。

「上田は娯楽がない! 駅前にパチンコ屋がないんだよ。映画を観るか本を読むか、カラアゲ食うか。北九州だったらちょっと勝ったら屋形船乗って、金使い果たしてホームレスになる。真面目すぎるんだよ! 真面目なのはいいことだけど……」

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海野商店街で見かけた胸熱なキャッチコピー

長野県上田市、北陸新幹線の停まる上田駅から1㎞ほど離れたところに、海野(うんの)商店街はある。

昭和の趣を残したレトロな商店が建ち並ぶそこに、1週間近く宿泊した。町全体に漂う昔懐かしい雰囲気は台北で見たそれと似ている。

↑中央2丁目の信号から横町の信号までの通りだと思う。裏にもお店がたくさんあってなかなか面白い通り!

そのうちに、ショーウィンドーにキャッチコピーが書いてあることに気づいた。

  • 擬音語を多用
  • 韻を踏んでいる

のが特徴だ。同じ制作者のものなのだろうか?

カメラを持って探し回ったら、意外と少なかったけれど、3店舗見つけた。写真を撮ったあと吟味してみたが、考えれば考えるほどクリエイティブだと思ったので紹介します。

喫茶ぽけっと

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あいうえおーい

かきくけここだよ

やっほー

ひゃっほー

こけこっこー

さしすせそりゃっ と

たちつて飛んでみる

なになに ぬねぬね

今日ものりのりだぜ!

喫茶ぽけっとの店頭キャッチコピーのすごいところは

何を売っているのか(何をサービスとしているのか)わからない

ところではないだろうか。

にも関わらずやたら気合が入っている。

そりゃっ

とか

のりのりだぜ! 

とか。

多少活気に乏しい店内と比べて、この熱いキャッチコピーは異彩を放つ。

実際に見たい方はこちら。

寺島理容館

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チョキン

もひとつ

チョキン

ん?

ジヤキン

ほほう…

チョキッ

バサバサ

どっきり

すっきり

チョキン→ん?

の流れは完全に想定外の箇所を切り間違えられてそうですね。

寺島拓篤理容館で髪を切りたい方はこちら

まるよう

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よくわからなかったのですが文房具屋でしょうか? 建物名からして自社ビルのようですし、問屋かもしれません。(海野商店街には他にも文房具屋あります)

染み込んだ色 イロイロ

吐き出したい色 オロオロ

破いてしまえ ビリビリ

でも白にはもう シラジラ

このペンで カクカクシカジカ

誰にもない色 イロイロ

ウロウロ オロオロ ゴホゴホ

行こう 行こう

その色で 行こう 行こう !

わたくしこのポエムに一番時間を使って考えてみたんですがどう考えても

画家か何かの心情吐露

にしか思えない。

しかも徘徊したあげく、結核っぽいニュアンスの病気を患ってしまったのが見てとれるではないか。

その色で行こう

じゃなくて

病院に行け

と言いたくなりますが、彼(?)は命燃え尽きるまで描くのだろう。

なぜか?

それは彼がアーティストだから……。

そんな物語を感じさせる味のある名キャッチです。

このキャッチコピーは丸陽ビルの1階で見ることができます。

終わりに

面白いキャッチコピーの商店街というと、文の里商店街が有名だ。しかし強引に笑わされている感がある。この素でやった面白さや工夫の仕方はもっと海野商店街は自慢すべきだと思う。

建て替えやリノベーションでなくすことなく、ずっと守り続けてほしい。

どういう経緯の製作なのかいつか知ることができるかもしれないので、まとめておきました。

チーム運営に悩んだ時に参考になったおすすめのプロジェクトマネジメント本3選

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小規模なゲームおよびそれに類するコンテンツを製作する際に、自分の業務を外注したくなってきた。外注というか委託でも委任でもいいのだが、とにかく誰かに何かをまかせる必要がある。

いったい何を自分の仕事の肝とするか?

私にとって非常に難しい問題だった。

そもそもチーム運営とはなんだろう?

プロジェクトをマネジメントするとはどういうことだろう?

ここで紹介する3冊はそういった疑問に自分なりの答えをもたらしてくれた籍です。

IT業界にはプロジェクトマネージャーという職業があり、それに即した書籍はそこそこ見かけるのですが、ゲーム業界で参考になるものを選んでいます。

チームの運営に悩んだら是非読んでみてください。

  • ゲームプランナーのチーム運営例: ~ゲーム性以前の問題を発生させないために~ ゲームプランナーの参考例シリーズ
  • マンガでわかるプロジェクトマネジメント
  • アニメを仕事に! トリガー流アニメ制作進行読本 (星海社新書)
  • 終わりに
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