鬼むぅブログ

女性向けゲーム(乙女ゲーム)業界でクリエイターとしてどうあるべきか、成長戦略を練るひつじぐもCEOのブログ。

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起業時リースしたらダメなもの

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もうすぐ起業時リースしたビジネス用電話のリース契約が終了する。

今さらながら「なぜこんなもの契約したんだろう」とこの8年間苦々しく思ってきた。ただこれには言い訳がある。

当たり前にコピー機と内線電話が身の回りにあった子ども時代

私の家庭は各部屋に内線電話が置いてあった。自営業でしょっちゅう父に呼び出しがかかるからだ。

あまり想像できないかもしれないが、

「御飯よ-」

これが内線でやってくるのである。

誰がどこにいるかわからない時は各部屋に内線をかけていって「◯◯いる?」みたいな。

今だったら「ないわ」と思うがそれが当たり前だった。

コピー機なんで物心ついたときにはリビングに置いてあった。問題集をコピーして解く。

引っ越したときには古くて巨大でガリガリいうコピー機が自分の部屋にもらった。とても役に立った。

ゆえに、思ってしまった。

コピー機と内線電話はいるだろう、と。

それが全ての過ちだった。

リース契約をする

契約をする時になって、驚いた。

自宅に当たり前にあったビジネス電話もコピー機も1台30~100万円するではないか。

数百万円もするものを考え無しにリース契約する自分はバカとしか思えないが、あの時は必要なものだったので、しょうがない。

設置するとなると、それはそれで大変だった。専門の業者に配線を頼まなければならなかった。これがまた金がかかる。

佐賀で起業した時はそれでもよかった。

取引先が増えるに従って、個人の携帯で連絡を取るケースが増えた。というか、ほとんどそうなった。

このあたりから内線については存在意義を疑い始めた。

安価で小回りのきく方がいい

知っている人は知っているがひつじぐもは引っ越しの多い会社である。年1~2回は引っ越しをしている。

ちなみにこれは税務署等の立ち入り調査を避けるヤクザの常套手段らしい。引っ越しを繰り返すだけでヤクザみたいだなと思われるのは心外だ。

そのうち内線はいつの間にか使わなくなった。

考えてみれば当たり前の話だ。数十平米のオフィスで仕切りもなければ内線なんて不要なのだ。

皆、声もやたらでかい。

「社長! 電話です!」

叫ばれている。

内線は専門の機械での設定もいる。引っ越しの度にこれに悩まされる。コピー機も同様で、30分以上停電した日には電気業者を呼ばなければならない。設定も大変だ。こういったことから、コピー機も小型のものを買って、使わなくなった。

最後は、コピー機は私の自宅で保管することになり、契約終了の日、専門業者が

「ここは事務所ですか?」

首を傾げながら運んでいった。(そんなワケないだろう)佐賀→福岡→東京と長距離移動をしてきたコピー機だった。

リース契約に適した業種ってものがあるよね

営業専門の会社だと話は別だと思うが、起業したからといって早まってコピー機とビジネス用電話をリース契約するのはやめたほうがいい。

特に動きの速い業界、自社がやたら動きが速い場合にはリース契約はそのビジネスの足枷になることが大きい。

最近は起業の本もそろっている。

マニュアル的に失敗が少なく起業できるだろうし、その中に似たような事が書いてあるのかもしれない。

小さなことではあるが、7年間「いらないんだよねこれ」と思わされてきたもののお金を払ってることへの苦々しい気持ちは案外大きい。

だから私が8年前に自分に忠告するとしたらひとつはそれだろうか。