ブックカフェNABOで本に出会ってきた
最近フツフツと自分の中で盛り上がっている長野。
これはもう一度行ってみるしかない、と北陸新幹線に乗り1時間半。上田を旅してきました。収録のために帰ってきました(笑)
上田はどんなところだと思いますか?
今朝、駅前のTULLY'S COFFEEのテラス席でまっぷる信州を読んでいたら、隣の席のおじさまがこのように上田を表現していました。
「上田は娯楽がない! 駅前にパチンコ屋がないんだよ。映画を観るか本を読むか、カラアゲ食うか。北九州だったらちょっと勝ったら屋形船乗って、金使い果たしてホームレスになる。真面目すぎるんだよ! 真面目なのはいいことだけど……」
なかなかこの表現は面白い。
パチンコをする立場ならではの目線というか、確かに言われてみると、田舎にありがちなギラギラしたネオンはこのあたりにはない。逆に、本屋とか、文房具屋とか、個人商店がちょこちょこあって、昔の建築を生かしたカフェも数軒見つけた。
困ったのが、意外とWi-fiがないこと。コワーキングスペースを渡り歩いているうちに教えてもらったのがブックカフェ「NABO」。
NABO
- 営業時間:10:00 〜 22:00
- 定休日:火曜日
- 所在地:長野県上田市中央2-14-31
- TEL:0268-75-8935
東京から就職希望者が殺到する有名なブックカフェです。
Wi-fiはあるし、朝食サービスもあったりと、旅行者に優しい。
入り口は横の駐車場のほうから入るんですが、入り口がまた素敵なんですよ。
中に入ると、壁の棚には本がびっしり。古本ながら面白そうな本がそろえてありますね……。
思わず買ってしまった……!
アイスティーを注文して、仕事しよう。せっかくなのでテラス席で!
↓我ながらぞんざいなバッグの置き方でお恥ずかしい
木々の葉のこすれる音とか、風が心地良く……。
いつのまにか買っていた本を完読していた。
蚊はいましたが、台湾の蚊の比ではなかった。
NOBOはフラッと立ち寄ってなんとなくお気に入りの本を見つけて、気持ちのいい時間を過ごせるっていう期待感にこたえてくれるカフェでした。
イベントも頻繁に開いているようで、上田のカフェやコワーキングはコミュニティをつくる力が本当に強い。
NOBOは数軒隣でLibrary lab.という試みもやってるみたい。
本の本とか図書館の本みたいな、本好きの心をくすぐる陳列が興味をそそる。
こういうチャレンジをしやすくなったのはひとえに新幹線が開通したから。
と、とあるカフェのオーナーから聞きました。
新幹線が開通して、人の行き来が盛んになり、賃料の安さや行政の後押しといった好条件を受けて骨太なコンテンツが育つってすごいことだ。
都会で摩耗(笑)した心が癒された瞬間でした。
で、NABOのレジのカウンターにはこんなチラシが。
http://kuramoto.valuebooks.jp/kuramoto.valuebooks.jp
くらもと古本市気になるわぁ~。信州って本好きが多いのかな。TULLY’S COFFEEおじさまの言うことは意外と的を射ているのかも知れない。
まっぷる信州は観光モデルコースがついていて便利でした。